劉文采の信仰証し
『恩雨の声 香港版』より抜粋
劉文采(Margaret Liu)さんは、伝統的な家庭で育ち、内向的で従順な性格でした。十七歳でアメリカに留学し、化学を学びました。
結婚後、二人の子供に恵まれましたが、離婚によって経済的困難に直面しました。教師としての収入だけでは家族を養えず、神に祈り、導きを求めました。神の導きで不動産業界に転身し、経験も知識もない中、信仰によって新たな一歩を踏み出しました。
十三歳でキリストを信じ、聖書の言葉を人生の指針としてきました。神の導きで商業不動産に転向し、香港の富豪の投資をサポートし、テキサス州ダラスで大きな成果を上げました。自分には知識がなくても、神が道を開いてくださることを実感しました。
事業だけでなく、地域社会にも積極的に貢献し、中国新年の音楽会を開催し、教育プロジェクトのために資金を集めました。その功績が認められ、サンフランシスコ商業新聞で最も影響力のある女性経営者の一人に選ばれました。
しかし、人生は順調ばかりではありません。息子が11歳の時に交通事故で重傷を負い、医師からは希望がないと言われましたが、神の平安に支えられ、奇跡的に回復しました。
事業や家庭の困難の中でも、常に神を中心に据え、誠実に仕事をし、神の導きと心の平安がなければ自分の知恵に頼らないことを学びました。すべてのことにおいて主を認め、神に問いかけることの大切さを実感しました。
自分を神の管理人と考え、受けた祝福を社会に還元し、積極的に福音を伝えています。人生の目的は人々を神に導き、神に栄光を帰すことだと信じています。
シングルマザーから成功した女性経営者へと歩んだMargaretさんの最大の体験は、「事を謀るは神にあり」。イエス・キリストこそが人生の知恵と導きであると深く実感しています。
