幸せの味わい

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趙宏澤の信仰証し

『恩雨の声 香港版』より抜粋

趙宏澤さんは、かつて事業で成功し、台湾から中国本土へと火鍋店を展開していました。しかし、仕事に没頭するあまり家庭を顧みず、夫婦関係は冷え切り、家庭は危機に瀕していました。彼は「お金を稼いで家に持ち帰ることが家庭への責任」と考えていましたが、家族との時間や心のつながりを忘れていました。

そんな中、兄や友人、ビジネスパートナーから福音を伝えられ、また治らないと言われた皮膚病が神の癒しによって回復したことをきっかけに、信仰を持つようになりました。

信仰を持ってからは、家族を大切にし、家事や子育てにも積極的に関わるようになりました。夫婦関係の傷はすぐには癒えませんでしたが、教会の夫婦キャンプで互いを理解し直し、神の癒しと和解を経験しました。

趙宏澤さんは、幸せな家庭は当たり前ではなく、神の愛と恵みによるものだと深く実感しています。赦しと受け入れを学び、夫婦の一致の力を知り、その愛を事業にも反映させています。火鍋店では聖書の教えを取り入れ、愛と品格を重視し、従業員やお客様を家族のように大切にしています。

かつては欲望に縛られていましたが、信仰によって弱さを克服し、息子にも模範を示すようになりました。信仰は価値観を変え、「愛とは共に過ごし、与えること」だと気づきました。会社でも福音を伝え、多くの家庭が信仰によって関係を回復するのを目の当たりにしています。

また、重い病気で死の淵をさまよった経験から、命と家族の大切さをより一層感じ、感謝と分かち合い、主の愛の中で生きることが本当の幸せだと語っています。今では家族と共に神の恵みを味わい、真の幸せを享受し、その愛と祝福を多くの人に分かち合いたいと願っています。

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