杜冠達の信仰証し
『恩雨の声 香港版』より抜粋
杜冠達さんの人生は、堕落と葛藤から神による解放と真の自由を体験した証しです。幼い頃、両親と共に台湾から南アフリカに移住し、安定した家庭で育ちましたが、青年期には酒とギャンブルに溺れ、夜な夜な悪夢に悩まされていました。
姉が大学で信仰を持ち、熱心に福音を伝えました。最初は拒絶していましたが、姉が信仰によって喜びに満ちている姿を見て興味を持ち、最終的に姉の導きでイエスを信じました。聖書を物語のように読んでいましたが、次第に神の温かさと平安を感じ、洗礼を受けて教会生活を楽しむようになりました。
しかし、休暇中の放縦で再びギャンブルと酒に戻り、生活はますます崩壊。成人後はカジノやバー、ナイトクラブに通い、会社の金を盗んでまでギャンブルにのめり込みました。ある日、痛風の激痛に襲われ、神に祈ったところ奇跡的に癒され、神の現実を再確認しました。
それでも悪習から抜け出せず、カジノで強盗事件に遭遇し、死を覚悟して神に祈りました。無事だったことをきっかけにギャンブルをやめる決意をし、「賭けるたびに負けさせてください」と祈った結果、本当に毎回負けるようになり、自然とカジノから離れました。
結婚後も酒癖が直らず、妻ジェシカと度々衝突し、離婚寸前まで追い込まれました。絶望の中で神に祈り、家族に謝罪したところ、妻はすぐに許してくれ、二人とも神の恵みと癒しを実感しました。
それ以降、杜冠達さんは信仰に立ち返り、教会に積極的に参加し、酒を控え、家族との時間を大切にするようになりました。彼は「イエスを信じることこそ本当の自由だ」と語り、悪習慣に縛られない自由を得たことを証ししています。
仕事でも神の守りと供給を経験し、困難な時も神が道を開いてくれると確信しています。今では工場の同僚と共に祈り、信仰が生活に与える影響を分かち合っています。妻も彼の変化を認め、「神だけが彼を変えられる」と語っています。
杜冠達さんは、神の介入がなければ人生は崩壊していたと振り返り、神の変わらぬ愛に感謝し、罪と束縛から解放され、真の自由と家族の幸せを手に入れたことを証ししています。
