香港の博物館&美術館巡り!ハブ都市で楽しむ東西のアートと文化

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香港は東西の文化が交差するアジアのハブ都市であり、素晴らしい博物館や美術館が数多く存在しています。昔の中国文化に触れたいなら香港故宮文化博物館、香港の歴史や海洋に関心がある方は香港歴史博物館や香港海事博物館、そして現代アートや香港の文化に触れたい方にはM+美術館や灣仔民間生活館がおすすめです。この記事では、香港にある博物館や美術館の魅力を紹介しますので、旅行計画の際にぜひ参考にしてください。

目次

1. 香港故宮文化博物館の魅力

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香港故宮文化博物館は、芸術や文化に興味を持つ人々にとって必見の観光スポットです。この博物館は、中国陶磁器のコレクションや北京の故宮博物院から貸し出された900点以上の美術品など、世界で最も重要な作品を展示しています。

中国陶磁器のコレクション

香港故宮文化博物館では、美しい中国陶磁器のコレクションが楽しめます。古代から現代までのさまざまな時代の陶磁器が展示されており、中国の歴史や文化を垣間見ることができます。青磁や白磁、粉彩など、繊細な技術と美しさで彩られた陶磁器が数多く展示されています。その精巧な装飾や鮮やかな色彩に、訪れる人々は感動することでしょう。

故宮博物院からの貸し出し品

香港故宮文化博物館は、北京の故宮博物院から貸し出された900点以上の美術品も展示しています。故宮博物院が行う最大かつ最高級の展示であり、豪華な美術品がここで鑑賞できるのです。絹画や書画、宝石細工など、中国の芸術と歴史を象徴する作品が一堂に会しています。その貴重な展示品を目の前にすれば、中国の文化の奥深さを感じることができるでしょう。

中国風の建築と展示空間

香港故宮文化博物館には、中国風の建築と広々とした展示空間も魅力的です。建物は金と赤を使った中国のデザインが施され、その美しさに目を奪われます。さらに、展示空間も工夫されており、陶磁器や美術品が最も引き立つようにディスプレイされています。まるで中国の宮殿に迷い込んだかのような雰囲気で、じっくりと作品を鑑賞することができます。

特別展の魅力

香港故宮文化博物館では、定期的に特別展が開催されています。これらの展示では、美術品や文化遺産がさまざまなテーマで紹介されます。特に国内外の協力博物館から貸し出される作品の展示は見逃せません。特別展は常設展示とは異なる視点から中国の文化や芸術を深く理解する機会となります。特別展の期間に訪れれば、普段は見ることのできない貴重な作品に出会えるでしょう。

香港故宮文化博物館は、中国の歴史と文化を深く理解するための貴重な場所です。芸術や文化に興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。博物館の美しい陶磁器や貴重な美術品、魅力的な特別展は、心に残る体験になることでしょう。

2. 香港故宮文化博物館の入場券とツアースケジュール

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香港故宮文化博物館は、芸術や文化を愛する方にとっては必見の観光スポットです。ここでは、中国陶磁器のコレクションや北京の故宮博物院から貸し出された美術品など、世界でも指折りの展示物が鑑賞できます。

入場券の種類

香港故宮文化博物館では、以下の2種類の入場券を利用することができます。

  1. 一般入場券(ギャラリー1~7):常設展のみを見ることができます。特別展への入場はできません。
  2. 特別展入場券「Gazing at Sanxingdui」(ギャラリー1~8):常設展と特別展の両方を見ることができます。また、特別展への入場も可能です。

入場券の予約と受け取り方法

入場券は事前予約がオススメです。予約完了後、弊社からのメールで入場用のeチケットをお送りいたします。当日はeチケットを持参し、香港故宮文化博物館の係員へ提示してください。

以下の点に注意していただきたいです。

  • 7歳以下のお子様は入場無料ですが、予約と有効な特別展チケットが必要です。お子様と一緒に訪れる場合は、ご入場される人数分を予約してください。
  • 本人確認のため、代表者のパスポートを必ずお持ちください。お子様や60歳以上の方は、年齢確認できる身分証もご持参ください。

また、特別展の観覧については、以下の日程に注意してください。

※※※重要なお知らせ※※※
新企画展準備のため、8月1日(火)よりギャラリー7を、10月16日(月)よりギャラリー4を臨時休館いたします。

ツアースケジュール

香港故宮文化博物館では、ツアーも提供されています。以下がツアーの概要です。

  • 最少催行人数:1人
  • 出発地:香港

詳細や申し込みについては、運行事業者のH.I.S. (HONG KONG) CO., LTD.にお問い合わせください。

入場券の予約とツアーの申し込みは、事前に行うことをおすすめします。楽しい時間をお過ごしください!

3. 香港歴史博物館と香港海事博物館の紹介

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香港には魅力的なミュージアムが数多くありますが、その中でも特におすすめなのが「香港歴史博物館」と「香港海事博物館」です。

3.1 香港歴史博物館

香港歴史博物館では、香港の歴史をわかりやすく紹介しています。常設展示では、香港の文化や歴史、人々の生活に関する展示物が数多く展示されています。ここでは、古代から現代までの香港の歴史を学ぶことができます。さらに、定期的に行われる特別展示では、さまざまなテーマに焦点を当てた展示を楽しむことができます。

アクセス情報

  • 住所: 香港 / 香港 / ホンハム
  • 住所: 100 Chatham Rd. South, Tsimshatsui, Hong Kong
  • 開館時間: 月、水〜土曜日 – 10:00〜18:00、日曜祝日 – 10:00〜19:00
  • 休館日: 毎週火曜日、旧暦の新年元日と翌日
  • 料金: 一般 – $10、学生・60歳以上 – $5、毎週水曜日は入館無料

3.2 香港海事博物館

香港海事博物館は、ビクトリア湾のフェリーピアに位置しており、船舶のデッキをイメージした建物になっています。この博物館は4つの階層で構成されており、常設展示と特別展示が行われています。

香港海事博物館では、香港の海事に関する文化や歴史、海上交易などについて展示されています。貴重な展示物や芸術的な価値の高い展示物を見ることができます。

アクセス情報

  • 住所: 香港 / 香港 / 湾仔
  • 住所: G/F, 74 Stone Nullah Lane, Wanchai, Hong Kong

以上が香港のおすすめミュージアム、「香港歴史博物館」と「香港海事博物館」の紹介です。香港の歴史や文化に興味がある方は、ぜひ訪れてみてください。

4. 灣仔民間生活館の魅力

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香港にある「灣仔民間生活館」は、灣仔を代表する歴史的な建物であり、庶民の暮らしを未来に伝えるために作られた博物館です。以下に、灣仔民間生活館の魅力をご紹介します。

1. 歴史的な建物

灣仔民間生活館は、築85年の歴史ある建物です。特徴的な一面青い外観が印象的で、昔ながらの香港の街並みを感じることができます。この建物は香港の歴史的な価値を持ち、保存されるべき建造物として認められています。

2. 庶民の暮らしを紹介

灣仔民間生活館では、近隣地域の庶民の暮らしや文化を紹介しています。展示されているコレクションや資料を通じて、1950年~1960年代の雰囲気や当時の生活環境を垣間見ることができます。これによって、現代の香港の人々も過去の暮らしを知る機会を得ることができます。

3. ギャラリーや展示物

灣仔民間生活館の内部には、さまざまなギャラリーや展示物があります。灣仔の人々の生活や仕事に関する展示、昔の家具や道具、写真などが展示されています。これらの展示物を通じて、当時の灣仔の生活や文化をより深く理解することができます。

4. 1950年~1960年代の雰囲気

灣仔周辺には、昔ながらの香港の雰囲気を残す建物や店舗が多くあります。この地域を散策することで、1950年~1960年代の香港の雰囲気に浸ることができます。灣仔民間生活館を訪れる際には、周辺の雰囲気も合わせて楽しんでみてください。

5. M+美術館について

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M+美術館は、香港で注目を浴びている新しい現代美術館です。この美術館は、MoMAやポンピドゥー・センター、テート・モダンといったニューヨークやパリ、ロンドンの有名美術館と同様の規模で建設されました。建物自体も非常に贅沢で特徴的なデザインをしており、約110億円もの費用がかけられました。

5.1 建物の特徴

M+美術館の建物は、正方形の形状を持ちながら横から見ると逆T字のような形になっています。このデザインは、限られた土地を有効活用するために採用されました。建物の地下には広々とした展示スペースがあり、垂直な部分にはレストランや展望台、非公開の事務所が配置されています。夜になるとLEDが仕込まれており、香港島から見るとスクリーンのように夜景を映し出すこともできます。

5.2 展示とコレクション

M+美術館では、さまざまな展示が行われており、最大で7つの展示を同時に楽しむことができます。これは日本の美術館ではあまり見かけない規模ですので、現代美術に興味のある方にとっては特に魅力的なスポットです。コレクションには中国の近現代美術史やアジア圏の建築・デザイン史に焦点が当てられた作品が展示されています。また、倉俣史朗の寿司店やアーキグラムのアーカイブなど、日本の作品も多く含まれています。これにより、日本のデザインがいかに熱気を帯びていたかやアジアへ与えた影響を理解することができます。

5.3 オープニングプログラムと学習プログラム

M+美術館は2021年11月12日にオープンし、多くのオープニングプログラムが実施されました。一般の方々が美術館を訪れ、さまざまな体験を楽しむことができる取り組みが行われています。さらに、専用の学習プログラムも用意されており、観光客や地元の方々がM+の魅力を存分に味わうことができます。

M+美術館は、香港の地域性を活かしたグローバルな視点で構成された現代美術館です。香港にとっても文化的なランドマークとなる存在であり、訪れる際にはM+の公式ウェブサイトや最新情報をご確認いただき、アクセス方法や注意事項についても事前にご確認ください。

M+美術館で現代美術の魅力を堪能しながら、香港旅行をお楽しみください。

まとめ

香港には数多くの博物館や美術館があり、それぞれに魅力的な展示物やコレクションがあります。香港故宮文化博物館では、中国の歴史や文化を深く理解することができます。また、香港歴史博物館や香港海事博物館では、香港の歴史や海事に関する展示が行われています。さらに、灣仔民間生活館では、庶民の暮らしを紹介しており、昔ながらの香港の雰囲気に浸ることができます。そして、最新の現代美術を鑑賞できるM+美術館も必見です。香港旅行の際には、これらの素晴らしい博物館や美術館を訪れて、香港の文化や芸術に触れてみてください。心に残る経験ができることでしょう。

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