台湾ワークショップ – 世界に開かれた建築の扉。異文化体験で自分を発見する冒険

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海外の大学との国際ワークショップに参加した経験について、その概要、活動内容、学生の体験談、得られた知識や経験等を総合的に振り返るブログを紹介します。異文化交流を通じて、建築デザインのスキルを高める貴重な機会となったこのワークショップの様子を、生の声と共にお伝えします。

目次

1. 台湾ワークショップの概要

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台湾ワークショップは、淡江大学と共同で開催されるワークショップです。このワークショップは、学生の異文化交流を促進し、建築デザインや都市計画のスキルを高めることを目的としています。

1.1 主催大学と期間

このワークショップは、淡江大学との共同主催であり、2006年から継続的に開催されています。近年では中国やマレーシアの大学も参加し、開催地も日本と台湾以外にも広がっています。例えば、2019年度はマレーシアで実施され、2020年度はバンコクで開催されました。

1.2 参加方法と内容

ワークショップには、全大学混合のグループが参加します。参加者は英語やスケッチ、図面などを通じてコミュニケーションを図り、与えられた課題に取り組みます。ワークショップの最終講評会後にはエクスカーションもあり、参加者同士の交流が盛んに行われます。

1.3 実績と今後の展望

台湾ワークショップは、2006年以降継続的に開催され、多くの学生が参加してきました。例年、学生は現地調査やグループディスカッションを通じて貴重な経験を得ています。また、ワークショップに参加し、成績が一定以上ある場合、単位認定されるなど、学術面でも重要な活動となっています。

今後の展望としては、さらに参加大学や参加者の交流を広げ、異文化理解と建築デザインのスキル向上をさらに追求していく予定です。

参考文献:
– 台湾の淡江大学Kuang Chein
– 台湾ワークショップの実績と展望

2. 参加大学と目的

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参加大学:
– 淡江大学 (台湾)
– 中山大学 (台湾)
– 高雄科技大学 (台湾)
– マレーシアの大学

目的:
– 異文化を背景とする学生同士の共同作業を通じて、近隣のアジア諸国への理解を深める
– 英語を主としたコミュニケーション能力の向上
– 建築デザインにおけるプレゼンテーション能力の高める
– 研修を通して異なる文化・言語の学生と共に課題に取り組むことで学びを得る
– 国際交流の観点から新しい友人を作る

3. ワークショップの活動内容

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ワークショップでは、参加した学生たちは様々な活動に取り組みました。以下はワークショップの主な活動内容の一部です。

3.1 現地調査とデザインワーク

和平島での現地調査がワークショップのスタートでした。学生たちは実際に現地を訪れ、敷地の実測調査や地元住民へのインタビューを行いました。この経験を通じて、貴重な実地調査の経験を得ました。また、得た調査結果を基に、グループごとに課題を見つけ、都市計画や建物の設計のデザインワークを行いました。この過程で言語や文化の違いに苦労しながらも、熱心にコミュニケーションを図り、意見をまとめることができました。最終講評会では、デザインワークの成果を発表しました。

3.2 英語による講義とグループディスカッション

ワークショップでは、化学に関する英語の講義を受講しました。講師から専門知識を学びながら、自身の研究についてディスカッションを行いました。最新の研究論文を精読し、グループ内で意見を交換しながら研究内容をまとめ、最終日には全員が発表しました。

3.3 エクスカーションと学生交流

ワークショップの終了後には、エクスカーションが行われました。学生たちはグループで観光地や飲食店を訪れ、台湾の文化に触れる機会を得ました。また、ワークショップ終了後も学生同士の交流が盛んに行われ、SNSを通じて国際交流の観点から大きな成果を得ることができました。

以上がワークショップの主な活動内容です。学生たちは異なる文化や言語を持つ仲間と協力しながら課題に取り組み、多くの学びを得ることができました。

4. 学生の体験談

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このワークショップを通じて、私たち学生は数々の貴重な経験を積むことができました。以下では、私たちが実際に経験した内容をいくつか紹介します。

現地調査とインタビュー

和平島への現地調査では、実際に敷地を見学し、地元の住民の方々と直接インタビューを行いました。これにより、現地の状況や課題について理解を深めることができました。また、他の国の建築や都市計画についても学びました。

グループワークとコミュニケーション

調査後、私たちはグループごとに課題を特定し、それを解決するためのデザインワークに取り組みました。初めは言語の壁や文化の違いから意見のまとまりに苦労しましたが、お互いを尊重し、懸命にコミュニケーションを重ねることで協力して進めることができました。この達成感は言葉に表せないほどの喜びでした。

異文化交流と国際友人の作成

台湾ワークショップでは、異なる文化や言語を持つ学生と共に課題に取り組むことで多くの学びを得ることができました。さらに、SNSを通じて新しい国際的な友人を作ることができました。この交流を通じて、異文化への理解が深まりました。

以上が私たち学生が経験した内容です。異なる背景を持つ学生との共同作業や現地での調査・インタビューは、自分自身の視野を広げる貴重な機会でした。また、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も向上し、将来の建築デザインにも役立つことを実感しました。このワークショップを通じて得られた知識や経験は、私たちの成長に大いに貢献しました。

5. 得られた知識と経験

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私たちは台湾ワークショップへの参加を通じて、さまざまな知識と経験を得ることができました。以下では、私たちが得た知識や経験の一部を紹介します。

a. 異文化理解の深化

ワークショップでは、台湾の学生と共同で課題解決に取り組みました。異なる言語や文化に直面しながらも、コミュニケーションを通じて意見をまとめることができました。この経験により、異文化への理解を深めることができました。

b. 英語コミュニケーション能力の向上

ワークショップでは、台湾の学生と英語でコミュニケーションを取りました。初めは言語の壁に苦労しましたが、徐々に自信を持ってコミュニケーションすることができるようになりました。また、英語でのプレゼンテーションのスキルも向上しました。

c. 建築デザインスキルの習得

ワークショップでは、実際の敷地を訪れて実測調査を行い、建築デザインに取り組みました。この経験を通じて、建築デザインのスキルを習得することができました。また、台湾の学生や現地の専門家からのフィードバックを通じて、自分たちのデザインを改善する方法を学ぶことができました。

d. 台湾文化と風景の発見

ワークショップの合間には、台湾の学生による観光地や飲食店の案内がありました。これにより、台湾の文化や風景について深く理解することができました。特に、台湾茶の楽しみ方や入れ方のレクチャーは非常に興味深かったですし、新たな知識を学ぶことができました。

以上が私たちが得た知識と経験の一部です。異文化や異なる言語の学生と協力して課題に取り組むことで、多くの学びを得ることができました。また、SNSを通じて今でも連絡を取り合っており、国際交流の観点からも大きな財産となっています。今後も積極的にこのような異文化交流の活動に参加し、自己成長を図りたいと思います。

まとめ

台湾ワークショップに参加した学生たちは、異文化理解、英語コミュニケーション能力、建築デザインスキルの向上など、多くの貴重な経験を得ることができました。グループワークを通じて、言語や文化の違いを乗り越え、課題解決に取り組む力を身につけました。また、台湾の文化や風景への理解も深まり、新しい国際的な友人も作ることができました。このように、このワークショップは学生の成長に大きく寄与しており、今後さらなる発展が期待されます。このような交流活動に積極的に参加し、グローバルな視野を持つ人材の育成に貢献していきたいと思います。

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